酒蔵日記(酒米『山田錦』の作業が始まりました)

当蔵の若手、Kさんは、酒米も自らの手で作ってます。

先日、酒米の高級品種『山田錦)の種の作業をされたそうです。

酒米の種をどうこうするって、米作りにかかわってないとちょっと想像しがたいのではないでしょうか。

彼から聞いた情報をお伝えしますね。

 

山田錦の種

↑袋に入っているのは去年取っておいた山田錦の種籾です。

休眠状態の種籾をお湯につけて芽を出させる事を『催芽』と言います。

種籾が入っている青い浴槽みたいな物が催芽機です。この催芽機で山田錦の種籾の芽を出させておきます。

山田錦の催芽

↑芽が出たら、種籾を苗箱に播種します。

この日は40キロほどの種籾で225枚の苗箱を作りました。

二町ほどの面積を植えられる量です。

 さて、これからどのように進んでいくのでしょうか。

また、続きは、報告させていただきます。

お楽しみに。