酒粕酵母でパンを焼いてみました

先日、絞ったばかりの純米吟醸の酒粕で酒粕酵母を起こしてみました。

絞った日の翌日に取った酒粕です。
新鮮なので言い酒粕酵母ができるに違いない!と思いたち作ってみました。

材料:
新鮮な酒粕 100g(今回は純米吟醸の酒粕)
炊いたご飯 100g
水 220cc
ご飯の方さや酒粕のしっとり感で、加える水の量は調整してください。

酒粕は小さくちぎって材料を混ぜます。
このようになりました↓

酒粕酵母作り

冬、ファンストーブで緩く温めている(出たり入ったりでずっといないので快適なほど暖かくない)部屋で3時間たってプツッと始め、6時間後(家族の者が帰宅して部屋が十分温まった頃)にはプチッ、プチッと醗酵が進んできました↓
酒粕酵母作り2
おお〜、生きてる!としみじみ眺める。

1日経って、いよいよパンを作ります。

材料:
強力粉 300g
酒粕元種 140g
オイル 大さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 大さじ1
水 90〜100cc(様子をみて加減)
他に、ドライフルーツやクルミなんか入れても。

材料をボールに入れてよく練ります。
今回はレーズンも入れてみました。
材料がしっかり混ざったら一塊にして、ボールの上にラップをかけて置いておく↓
3
夜寝る前に作業しました。

翌朝、9時間後、このようにしっかり膨らんでます↓
酒粕パン作り2

8等分にして、丸く成形し、二次醗酵させます。
室温ではなかなか醗酵しないのでオーブンの醗酵機能を使い、2倍くらいの大きさになるまで1時間ほど醗酵させました。

200度のオーブンで30分ほど焼くと出来上がり!
酒粕酵母パン

もちもちして美味しいです!
焼きたては酒粕の香りがふわーとしますが、
冷めるとそれほど強く感じません。
子供もおいしく食べてました。
砂糖はなくても、酒粕由来なのか自然な甘みが感じられます。
(入れた方がより醗酵しやすいようです)

横に切れ目を入れて、マヨネーズとチーズと卵焼きとブロッコリーを挟むと食べ応えある一品になりました。

新鮮な酒粕が手に入ったら、酒粕酵母作ってみるのも楽しいかもしれません。

今回使用した酒粕はこちらです↓
初陣 純米吟醸板粕500g

追記:2月6日に絞った純米吟醸の粕になります。
2月17日現在、同じ酒粕から酒粕酵母を作ってみました。
寝る前に仕込み、ストーブを切った後の室温で、翌日朝6時にはしっかり醗酵しておりました。
まだまだ酵母は元気です!