粕漬けあれこれ

粕漬けは野菜、肉、魚といろいろな素材でできます。

いろいろな素材を漬けてみてわかったことは
肉や魚を漬ける方が野菜を漬けるよりやりやすいのではないかということです。
あくまで、せっかく酒粕が身の回りにあるので料理や健康に役立てたい!
けど、手間のかかることはできない!
という一母親の私の体験で話していますのでご了承ください(笑)

野菜はたとえばキュウリだと水分が多いので酒粕に漬ける前にまぶす塩の量で酒粕に加える塩が変わってきます。
しっかり塩をすれば酒粕に加える塩分は少なめに、軽めにすれば酒粕に加える塩を多めにするようになります。
また、キュウリと人参では素材の持っておる水分量が違うので塩加減も変わってきます。
あと、塩だけだとちょっと物足りないかな(あっさり目が好きな方はいいかも)、
ある程度みりんや砂糖を入れた方が美味しいかなと思います。

肉や魚はそこまで塩加減に差がないのではないでしょうか。
最初に適当に塩をして水分をふき取っておけば、素材に旨味があるので塩を入れすぎなければだいたい美味しく漬けれます。
前にもご紹介した酒粕:味噌が2:1の割合で混ぜた粕床にガーゼでつつんだ肉か魚を漬けておけば翌日にはおいしい鮭粕焼きができます。
しっかりめに塩をした鮭を何も調味料を入れない酒粕に1日〜3日ほど漬けるだけでも十分美味しくできます。

野菜のお漬物は熱を使わないローフードですよね、
微生物の作る複雑な味わいは作るたびに違うから面白いです。

少しでもご参考になればと思います。