津和野産酒米について

今年も津和野で栽培している山田錦と佐香錦の田植えが終わりました。
地元の農家さんに契約栽培してもらい主に純米大吟醸などに使用しています。
津和野は朝晩の寒暖差があり、国指定の天然記念物の青野山からの伏流水が豊富にあり米の栽培には適した土地柄です。
酒米の中で最高峰といわれる山田錦の栽培を始めて今年で3年目になります。

津和野は日本最古の岩(25億年前の岩)が地上に出てきた特異な地形です。
大昔の火山活動でできた火山カルデラの中に出来た盆地の町で雪解け水が太古の岩で濾過され地下に染み込み伏流水として湧き出てきます。
25億年の恵みの水と言っても過言ではないと思います。

最近テロワールという言葉をよく耳にします。
津和野の伏流水が育てているお米こそ津和野のテロワールを表現している作物と言えます。

テロワールとは