夏の甘酒

甘酒というと、今では冬にあったかいのを飲んでいるイメージが浮かぶかもしれませんが、
『甘酒』という言葉の季語は夏です。
その由来は、江戸時代に京都や大阪で甘酒売りが売り歩いていたのが夏の夜だったことからだそうです。

私は6月のこの時期でもあったかい甘酒を飲みますが、
夏は冷たい甘酒も美味しいものです。

甘酒は米と米麹から作る甘酒と酒粕に甘いを加えて作る甘酒とあります。
うちでよく作るのは酒粕から作る甘酒です。
酒粕はお酒を絞った後に残ったものですからアルコールが含まれます。
大人が寝る前に飲むときは気にしなくてもいいですが
子供が飲んだり車の運転するかもしれないときは、
2~3分ほどしっかり沸騰させてアルコールを飛ばします。

甘酒は酒粕と水、甘味を加えて火にかければ簡単にできます。
参考までにレシピを載せておきます(2人分)

材料:
水500㎖
酒粕100g
砂糖30g(甘めが好きな人は40g、はちみつでもいい)
塩少々

作り方:
鍋に水を入れ酒粕を手でも揉みながら溶かしやすいように入れる。
砂糖と塩を加え火にかける。
へらで粕をつぶしながら混ぜつつ2~3分煮て塊が気にならなくなったら出来上がり。
冷たくして飲む場合は冷蔵庫で1時間ほど冷やす。

水の分量の半分から全量お好みでミルクや豆乳に変えても美味しいです。
それにココアを加えるとココア甘酒になります。
冷やしてホイップクリームを載せればおしゃれなスイーツに。
米の粒が残るのが気になるときは、ミキサーかブレンダーで滑らかにするといいです。
煮詰めたり水分を少なめにして冷やすととろみが出ます。

美味しく手軽に酒粕の栄養が摂れる甘酒、作ってみませんか。

酒粕はこちらで取り扱っております。