酒粕には腸内環境を整える栄養成分がたっぷり、
身体で造ることのできない必須アミノ酸や酵素を豊富に含んでいます。
知れば知るほど、カスと呼ぶにはもったいない!と感じてます。
当蔵の店頭の試飲コーナーの机の上には
お酒の横に酒粕も並べています。
10数年前は、酒粕が好きな方は手に取られるけど、
酒粕って何?興味ないという方も多かった存在でした。
買っていただく年代層もどちらかというと高めでした。
ここ数年は、酒粕は立派な主力商品(笑)です。
若い方も年配の方にも幅広い世代に手に取っていただいてます。
中にはお酒は飲めないのだけど酒粕で造る甘酒は好きです
とおっしゃる方も。
酒粕の効用はメディアでもよく取り上げられているので
認知度が上がったのでしょう。
私も、酒屋に嫁ぐまで酒粕の存在すら知りませんでしたが
今ではすっかり生活の一部になっています。
今日は酒粕の簡単な食べ方を一つお知らせします。
うちの実家の両親が毎朝食べている方法です。
大吟醸の酒粕を焼いた食パンに塗ってはちみつをかけるだけです。
大吟醸の酒粕は粒が小さくて雑味も少なくフルーティな風味もあるので
それだけでもフレッシュチーズみたいでおいしいのですが、
はちみつやジャムなどの甘味を加えたり
あら塩をほんの少し振って塩見を加えれば
パンやクラッカーに乗せるだけで立派な一皿になります。
簡単で栄養満点!
80歳超えている両親は二人とも元気です。
ちょっと小腹がすいたときにもいいですよ。
ただし、アルコールが微量含まれますので
すぐに車の運転がある方は気をつけてください。